2007-01-01から1年間の記事一覧

 ライヴ・イン・ロンドン BBCレコーディングス72~73

Judee Sillのライブ盤。 ライブ盤はあまりくりかえし 聴く気になれないことが多いのに、 これはとりつかれたかのように聴いてしまう。 MCやインタビューから、彼女の孤独、 経済苦、困難、悲運の人生の片鱗を 窺い知ることができる。 おどおどした感じもする…

 せみしぐれ 

お盆の都内は快適。 電車もお店も、ゆったり。 いつもこのくらいならいいのに。 猛暑日つづきでノースリーブの服と日傘が活躍。 明け方からせみの大合唱で目が覚める。 夏もあと1ヶ月くらいで息絶える。 せみで思い出してNordic Forestが聴きたくなった。 Se…

 かえる

食事会で中華のフルコース。 フカヒレの姿煮、燕の巣、伊勢海老、朝鮮人参と、 滋養強壮、美肌に効果のありそうな食材のオンパレード。 〆のデザートの盛り合わせ。 グラスに入っている半透明なものは、 かえるの脂肪のシロップづけ。 蛙、カエル・・・とあ…

 わたしを離さないで

Remains of the Dayが数年前に読みかけたままに なってしまっているので、 初めて読みきったカズオ・イシグロ。 終始抑制されたトーンで語られる主人公の回想と現在。 外界に閉ざされた特殊な環境で成長していく 登場人物たちの友情や、恋愛や、グループ意識…

 Judee Sill

最近ずっと聴いている。 やさしく澄んだ声とやわらかい音が 心地よく包んでくれる。 ときおり、繊細で、清らかで、 天上の音楽や祈りのようにも響く。 あかりをおとして聴くと、まるで やわらかな毛布にくるまっているみたい。 Judee Sillアーティスト: Jude…

 もっと

たまーにしか書いてないmixiの日記に、この前 もやもやするとうっかりこぼしてしまったら。 私なんぞ比じゃないくらい大変な状況にあるはずの人から さりげなくやさしい心遣いをもらった。 どんなときも人にやさしくありたい。 もっともっと、つよく大きな人…

 BOYS OF THE SUMMER@QUE

PLECTRUM/山田稔明(GOMES THE HITMAN)/detune./CUBE STITCH 久しぶりのQUE。 1組目は演奏するのにいっぱいいっぱいな感じでのれず、 detune.は独特の高い声とはげしめの演奏がよくて やっとのれた。 後半2組はさすがのパフォーマンス。 山田さんはフルート/…

 クラムボン@日比谷野外小音楽堂

野音のチケットを逃した人たちのために 企画されたらしいフリーライブ。 なんと粋な計らい。 12:30スタートだったのに、思い立ったのが遅くて 着いたら13時前。 もう何曲も聴けないかなーと思ったら、 たっぷり14時までやってくれたので8、9曲聴けた。 「波…

 街のあかり

アキ・カウリスマキ監督の敗者三部作の最終編。 今までよりも都会的で、垢抜けた感じ。 80分に満たない短さのうえにテンポもよくて ラストまであっという間。 だまされ、利用され、さんざんな目に遭わされても いったん好きになった人をなおかばってしまう。…

 ついに

ものすごく身近な人にここの存在をみつけられて、 跡形もなくすべて消してしまおうかと、一瞬思った。 私のことをよーく知ってる人が読めば、すぐ気づくよね。 しかも、もしも日記を始めるときはこんなタイトルで なんてことまで前に話したことがあったもの…

 タイミング

安易にタイミングをうまくいかないことの理由に したりされたりするのは、いや。 そんなの。 努力をしないこと、努力が足りないことの いいわけじゃないの。 理由にしていいのは、手を尽くして、それでも うまくいかなかったとき。 そうでなければすんなり受…

 はちみつゼリー

前に食べたムースの上にのってた はちみつのジュレがおいしかったので、 まねて作ってみた。 クラッシュ状にしたら、きらきらきれい。 今度はレモンの風味を加えてみようかな。

 ノスタルジー

家のそばの道を歩いていたとき。 向こうからくる人を見て、一瞬、 祖母が歩いて来たかと思った。 生成りのクラシカルな日傘をさして ワンピースを着た老婦人。 服装とシルエットが祖母に似ていた。 帰り道の祖母と、出かける私。 ときたまこんなふうにおなじ…

 Pops Goes On@440

Swinging Popsicleのワンマン。 Go on発売記念&デビュー10周年記念ライブ。

 プラネタリウムのふたご (講談社文庫)

半年前に買っていたけれど、読まずに とっておいたいしいしんじさんの長編。 プラネタリウムと郵便配達と手品。 自分にしかできない仕事をきちんとやりとおすこと。 誰かとつながり、気持ちを分かち合うこと。 大きな、やさしい嘘。 かなしくきびしいお話な…

 girls' talk

ここ数日、医者や岩盤浴やカイロプラクティックに行って 体のメンテナンスをしつつ、読みたい本だけ読んで 怠け気味に過ごしていたら、底からは脱けられた感じ。 気持ちが上向きになれば、体調も徐々によくなるはず。 今日は行ってみたかったカフェで GW以来…

 体は全部知っている (文春文庫)

久しぶりに吉本ばななの短編集を読み返した。 いくつかとても好きな話があって。 何気ない文章を読みすすめていくうちに 自分が意識するより先に体は知っていて、 体によって気づかされるさまざまな感覚を思い出す。 心は理性に食い止められて頭でっかちに …

 悪循環

梅雨入りしたころからあまりよく眠れていない。 寝つきがわるくて、熟睡できてないし、 目が覚めても疲れがとれていない。 眠りの質がおちてる。

 アクアリウム

何年ぶりかの水族館。 海の日の連休だからか大雨でも 親子連れでいっぱい。 自在に泳ぎまわる魚たちを見ていたら 泳ぎたくなった。 水の中で体を動かす感覚が、なんだか恋しい。

 へたっぴ日記

小さい頃から日記を書くのがへたで。 データみたい、と親に言われたことがある。

 弱点

無防備のうちに一番弱いところを突かれて、堪えた。 私もまだまだだ。 望みはささやかなものなのに。 手が届きそうにないほど遠くに 感じてしまうのはどうしてなのだろう。 障害なんてひょいひょいっと、とまではいかなくても。 どうにかこうにか乗り越えて…

 夜の科学vol.12 DAY2〜空に大きな明かり@高円寺SALON

七夕の夜の科学。 短冊に願いを書いてステージの笹に飾った。 今日のキーワードは、「せつない」 せつない≠悲しい せつない≒やさしくて悲しい という山田稔明説に私も1票。 悲しいだけのものにはあまり惹かれない。 そういえば、高校生のころ読んだせつない…

 浮き雲

ユーロスペースのアキ・カウリスマキ特集上映で。 明日から公開の敗者3部作完結編 街のあかり(http://www.machino-akari.com)の前に 第1作を観ておきたくて。 第2作の過去のない男よりも好き。 どん底にあっても、互いに支えあって なんとかして生活を立て…

 ようやく

梅雨らしい雨。 こんな日こそ長靴をはいて出かけたかったな。 今日は一日家でおとなしく。 2週間ばかり微熱が続いてだるかったのだけど、 体温が37℃を超えないようになった。 だいぶラク。

 絵描きの植田さん

雪と氷の真っ白な世界で 静かに進むあたたかな物語。 色つきの世界へ。 絵も物語の世界にぴったり。 いしいしんじさんの物話の登場人物は、 たいせつなものをなくしている人が多い。 それでも悲しい話や厳しい話に終わらないのがいい。 人と心を通わせること…

 恋愛睡眠のすすめ

主人公は、思い込みが激しくて現実と夢の境界が あやふやになってしまうダメ男。 観ている側も同じように現実か夢の世界か よく分からなくなっていくのがおもしろい。 恋をして、暴走して、失恋して、さらに妄想は激しく。 ここまで妄想癖があると相手は大変…

 折り返し

おそろしいことに今年の半分が過ぎようとしている。 1週間も1ヶ月も、1年だってあっという間。

 めろめろ

好きなものが似ている人が絶賛するので どうしても欲しくなった犬丸りんの短編集。 版元品切れでなかなかみつからなくて、 古本屋を3軒回って手に入れた。 http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200010000124 登場人物はダメ人間ばかりで、 シ…

 おたくになれたら

このごろおたく性の人がちょっとうらやましい。 人間らしい暮らしができなくても苦にならなくて、 起きてる時間の全部をひとつのことにあてても それがかえってしあわせっていうのは ものすごい強みだ。 私は人間らしく暮らしたいし、やりたいことも 好きな…

 The Great Unwanted

タワレコでたまたま試聴してみて、 ものの1分と経たずに買おうと思った。 スィートヴォイスと舌ったらずな歌い方が ものすごくかわいくて、一聴き惚れ。 「Lips Are Unhappy」なんてもう、反則級。 「Add Your Light To Mine, Baby」とか 「Ain't Never Been…