2010年 よく聴いた音楽


FAB FOX

FAB FOX



アラカルト

アラカルト



10 minutes with Predawn / Predawn



leaflet

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ことのは

ことのは



HOME SWEET HOME / 山田 稔明



手のなかの鳥

手のなかの鳥



MUSIC

MUSIC



BUOYANCY

BUOYANCY



Polynesian Spa [ポリネシアンスパ]

Polynesian Spa [ポリネシアンスパ]



JAPANESE POP

JAPANESE POP



前半から夏にかけてはフジファブリックPredawn
秋冬は安藤裕子という感じ。
Polynesian Spa [ポリネシアンスパ]は心地よく眠れる音。

 初秋

9月とは名ばかりの猛暑も台風でひといき。
やっと初秋の気配を感じられるようになってきた。
このごろはますますPCを使わなくなって
気が付いたら5カ月も放置してしまった。


4月・5月は美術館やギャラリーに行くことが多くて、
6月はワールドカップ、7月はフジファブリック
8月は酷暑にバテて。


ざっくりとはそんな感じだけど、
ことばにしないと 夏が終わらない。
そんな気がすることもあるので
いくつか振り返っておこう。

 フジフジ富士Q@富士急ハイランド コニファーフォレスト

まるで映画の中にいるみたいだった。
大切な存在を失った人たちが
想いを分かち合いながら
音楽を通して再生を図る。
そういう物語の。


あまりにも特別で、濃厚で、
一瞬一瞬が奇跡のようだった。
4時間があっという間。
ここまで終わってほしくないと
思ったライブは初めてだった。


出演者も、スタッフも、観客も
みな愛をもってフジファブリック
へんてこりんな曲たちを 歌ったり
演奏したり 聴いたりしているのが
伝わってきた。


ステージに志村さんの姿はないのに、
なぜだかその存在を強く感じた。
志村さんの途切れた夢の続きを
あの場にいた人たちみんなで
とり戻しているみたいだった。


志村さんの音楽を奏で続けることを決めた
バンドのメンバーが背負い込んだものの重さ。
当日を迎えるまでの道のりの険しさ。
メンバーがお互いに支え合って進んできたこと。
あのメンバーでフジファブリックの曲を演奏すれば
フジファブリックの音楽になること。
あの場に集った全員の想いが一つであること。
ひしひしと感じた。


ギターの山内さんが歌った新曲「会いに」。
さわやかでまっすぐな歌声。
志村さんの声とはまるでちがうのに、
なのになんだか一緒に歌っているような気がした。




梅雨明け。彩雲。美しい夕空に月。
ステージからくっきり見える富士山。
ヒグラシの鳴き声。
自然の演出も美しすぎた。


そんな素晴らしいライブを7列目で
目の当たりにすることができてしあわせだ。

とても楽しくて、せつなくて、あたたかくて、
胸を打たれっぱなしだった。
こんなにも心を動かされるイベントはそうそうない。
梅雨明けしたばかりだったというのに、
なんだか夏がもう終わってしまったような気持ちにさえなった。
忘れることはできないな。


 SIBERIAN NEWSPAPER@青葉台東急スクエア

はるばる青葉台へ。
桜まつりに2ステージ出演。


クラシックギターコントラバス、鍵盤なしの
4人編成だったので、できる曲は限られていたよう。
昨秋の銀座阪急の5人編成の方ができる曲が多かったみたい。


2ステージ目は、たくさんしゃべって
たくさん演奏して、約1時間。充実。
アンコールでできたてほやほやの新曲
「舌足らずなわたし」(?)が初披露された。


オープンエアな空間で、かなり寒かった。
メンバーも寒そうだった。
場所柄、ちびっ子連れの家族も多くて
ほのぼのした雰囲気だった。

 夜の科学vol.28〜one more step to go@天窓

めずらしく平日の夜の科学。


『home sweet home』の発売日や
次回の夜の科学やレコ発ワンマンの日程etc.
発表づくし。


収録される曲たちや 昔作った曲や
甘酸っぱい思い出エピソードとともに
「Yesterday Once More」のカバーも。


「hanalee」は何十回聴いても
素晴らしい曲だとあらためて思った。
ふわり ゆらり。浮遊感と普遍性。
山田さんの全作品の中で1曲選べと言われたら、
迷わず「hanalee」を選ぶ。
きっとおばあさんになってもこの曲は好きだ。
この曲が手元にやってくる日が待ち遠しい。


5/29のレコ発ワンマンはQueで
久しぶりのスタンディングライブ。
バンド編成で聴けるのかも。たのしみ。


急遽ゲスト出演することになったitokenさんが
ピアニカや鈴で演奏に参加したのだけど、
譜面を見てその場ですぐ合わせられるのはさすが。
芸達者。

 7 LYRICS / 7 MUSICS

SIBERIAN NEWSPAPERの総帥こと阿守さんが
昔やっていたバンドWorld Defense Loversの
貴重な音源を借してもらった。


世界のあちこちの音楽を取り入れたような
今のシベにつながる要素が感じられる。
女性ボーカルの声がシャーマンのような独特な声で
印象が強すぎてしまうので、インストの今の方が
純粋に音のおもしろみを感じられていいな。


7 LYRICS / 7 MUSICS

7 LYRICS / 7 MUSICS