湯川潮音×土岐麻子@東京グローブ座

Hot Stuffの30周年記念イベント「She's A Rainbow」

グローブ座は15年くらい前にキャラメルボックスの
舞台を観に来て以来。
寝不足続きでライブに行く気分でもなかったけれど、
チケットを買っていたので、気乗りしないまま行った。
先行で買ったので舞台にとても近い席だった。

まずは、1年ぶりの湯川潮音。
歌い始めたら、私の雑念を一気に吹き飛ばして
見事に惹きこんでくれた。
今までほとんどライブハウスでしか聴いたことが
なかったので、彼女の生の声の魅力を
十分には知らなかったのだと気づかされた。
天井の高い建物の内部に響かせると、
天使の歌声といわれる所以が分かる。
ホールに美しく響く歌声に心洗われた。

radiohead の「No Suprises」のカバーを
高らかに歌い上げていたのも素敵だったし、
とても落ち込んでいたときに書いたという
「明日になれば」が、とても沁みて
涙が出そうになった。

そして何気にライブは初めての土岐麻子。
CDと同じかわいい声。
目を瞑って聴いていると、生演奏に
CDのボーカルを乗せているように錯覚した。
生っぽさがあまり感じられなくて…。
サックスの男性の白いシャツの左肩に
巨大なカーネーションのような飾りが乗っていたのが
妙に気になって、彼の方ばかり見てしまった。
それにしてもアイロンがけが難しそうなシャツだった。