春うらら

mere2008-03-11

春まっさかりのような陽気。
薄手のニットでも暑くなりそうだったので、
ひらひらのワンピースに着替えてうきうきでかけた。


今年になってまだ会っていなかった友達と
久しぶりのランチ。
かくれがみたいな一軒屋の和カフェ。
ちょうどテレビの取材が来ていて、
撮影されたり、コメントを求められたり。
ちょっと落ち着かなかったけれど、
ゆっくり食べながら話をした。


そしてもちろんデザートも。
お店特製の抹茶パフェ。
抹茶の風味がしっかり出ているアイスも
ふるふるっとしたわらびもちも
つるんとした白玉も、抹茶シフォンも
ほろ苦い抹茶ゼリーも、みんなおいしかった。
スプーンを口に運ぶたび、二人して
顔を見合わせては、にこにこ。


私の周りには、おいしいものと、楽しいことと、
仕事をするのが大好きな女の子が多いなぁ、
とつくづく感じた。
でも、一緒にいて楽しいだけではなくて。
似た部分をもつ人の姿を通して、
自分の課題も客観的に見られる気がする。
しんどいことには耐えられるけど、
楽しいことをがまんするのがとても苦手だったり。
恵まれすぎていて、かえって恵まれていることを
うまく活かせないところがあったり。
おいしくて、楽しくて、有意義な時間。



帰り道、梅の木がたくさんある神社を見つけた。
桜の名所のイメージだったから、
思いがけなくてうれしかった。
道行く人たちも、梅に気づくと歩みを止めて
思い思いに花を愛でて行くのがすてきな光景だった。


かわいくラッピングされた二ヶ月遅れの
誕生日プレゼントまでいただいて。
長閑でしあわせな春の午後。