夏旅 4日目

mere2008-07-19

早起きして蓮のお庭が見事なお寺へ。
朝から見事なまでのかんかん照り。
ずっと前から 朝 蓮が開くのを見に行きたいと
思っていたのが、やっと叶えられた。


大きな池をピンクや白の蓮の花が
埋め尽くしていて、別世界のよう。
泥の中から 青空に向かってすくっとのびて。
蓮の花には 気高く清らかな雰囲気がある。


ガイドブックの類にはほとんど載っていない
穴場だけに、観光客らしい人は少なく、
地元のカメラ好きの人たちが多かったよう。
みんなごっついレンズをつけたカメラを構えて
真剣に撮影に勤しんでいた。



ホテルに戻って荷物をまとめてチェックアウト。
もう旅も残り6時間と帰るモードでお昼を食べていたら、
母から電話。
うさぎの世話をもう1日みてもらえることになって、
延泊を勧められた。


連休の土曜日だから宿がないだろうなぁと思いつつ、
自力で探してがやっぱり空きがみつからない。
旅行社の窓口で相談するも、案の定 京都地区は全滅。
ふと 奈良はどうだろう と思って尋ねてみた。
奈良はホテルが少ないからまずないでしょう、
大阪の方が可能性があります、と言われた。
もしも 奈良に泊まれるならば延泊しよう、
大阪しかなかったら今日帰ろう、と心の中で決めて
調べてもらった。


そうしたら、なんと奈良に一部屋だけ空きが。
ツインのシングル利用になるので倍の料金がかかるけれど、
もう行くしかないと思って延泊することにした。


奈良にはいつか行ってみたいと思いながら、
京都だけでも見きれてないからといつも後回しになって
結局行かれていなかった。
こういうきっかけでもない限り、
いつかなんてやってこないもの。
ならば今日行った方がいい。



それからは炎天下を物ともせずに自転車を乗り回して
京都の残りの時間を楽しんだ。
お気に入りのエリアを回って、
いつもの書店巡りもして、
延泊に必要なもろもろを買い足して、
夜 荷物を受け取って奈良に向かった。
奈良の情報は何にも得られないまま。



ホテルにチェックインすると、普通のツインから
4人で泊まれる広いツインにアップグレードされていた。
大きなベッドが2台に、幅が180cmはあろうかという横長のソファ。
洗面台とトイレと広いバスルームが別々にあって。
一人で泊まるにはぜいたくなお部屋。
シンプルな内装だからよけいにさみしいくらい広く感じた。
大浴場のお風呂に浸かって疲れをほぐした。