愉しい夜

mere2007-04-05

昔なじみの送別会。
みんなどんどん海外へ出て行く。


約束の時間の前に親しい子と落ち合って軽くお茶。
2ヶ月遅れのバースデープレゼントをやっと渡せた。


会は、やたらムーディーなお店で。
ガラスの壁の外側を水が伝う。
幹事はいすの座り心地のよさ優先でお店を決めたらしい。
たしかにゆったり座れて、みんなとの距離も遠くなくて、
誰かの家のリビングに集まってるみたいにくつろげた。


いつも追いかけられる側の男の子が、
何かにとりつかれたような片想いをしていて
みんなで相談にのったり。
途中で恋人を呼んで合流させる子がいたり。
思ったことを遠慮なく言い合っても、
初対面の人を連れて来ても
受け入れられる雰囲気がいい。
誰も人をいやな気分にさせる人がいない。


みんな人がいい。
恵まれた環境の中で育って、どこかおっとり
のびのびしたところがある。
前は、この同質感を物足りなく感じたことも
あったけれど、今は安心。
さいころの一時期を同じ環境で過ごしたというだけで、
何かないと会うこともないのに、集まると愉しい。
貴重な関係。


無理などしなくても自然に笑えてた。